けっこう理解してないよね。

ある人がファーストガンダム逆襲のシャアにかけてのスペースノイドにした解説。


コロニー落としや隕石落としは何故やれたのか?
そこまで地球に住む人を憎めた理由は?

スペースノイドは地球に住む人をエリートとして憎んでいる。」

遠からずだが、ホントはガンダム見たことあるんかな?的な微妙さ。
たしかに劇中にエリート云々のセリフはあるんだけど。

ファーストガンダムでは、ジオン国民はザビ家(特にギレン)により、むしろ選民思想を植え付けられています。
演説の「優良種たる」が有名ですよね。

ついでに「めぐりあい宇宙」にて、シャアの父、ジオン・ズム・ダイクンが宇宙移民者こそニュータイプのエリートであると主張したことをザビ家に利用されたと補完されます。




逆襲のシャアでは、地球から宇宙を支配する連邦を嫌うスペースノイドが山ほどいるとのセリフはありますが。

それとは別に一年戦争グリプス戦争~第一次ネオ・ジオン抗争で大量の難民が出まして。

(まあ、ハマーンの跳梁とは言うが、第一次ネオ・ジオン抗争その物の言及は無いんですね。)

その難民に、密閉型と開放型を無理矢理連結した不安定なスウィートウォーターをあてがっただけで、後は何もしなかったから難民の怒りが爆発します。



つまり、同じスペースノイドでも、一年戦争時のジオン国民と、第二次ネオ・ジオン抗争時のスウィートウォーター市民の背景はぜんぜんちがいます。

どうもこの、見れば判ることを微妙に見誤る背景なんですが。

逆に、そもそも、こうした勘違いをする人はガンダムは面白いの?