Gのレコンギスタ その2
さて、世間で難解と言われる作品が理解出来ないと言うのは、別に構わないんですが。
海外だと、そうした作品が割とウケるのに。
日本だと、そうした作品は叩いてしまう風潮があるようです。
はっきり言うと、簡単な母国語の文章を読んで内容が理解出来ない人って先進国でも3割程度いるそうで。
(別にバカにしてませんよ。 3割側にも、いろいろ才能がある人が居ますから。)
また、説明文を読んでコンピューターソフトウェアを使いこなせる人は2割程度だそうです。
(文章を読んで先に進めない人がけっこう居るんですね。)
これ、セリフ聞けば判るような展開が理解出来ない人の割合に通じるように感じます。
仮に、どこの国でも何割かの人は初見でレコンギスタが難しかったとします。
ところが、理解出来た人が少し解説するなどした上でもう一度見るとかして、だんだん周囲に面白さが伝わる。
それが海外でウケた理由では無いかと思います。
実際、日本でもファーストガンダムなんてそうでしたから。
ところが、日本では、学校で教師が「あるジャンルで理解力に問題がある人にはっきりそう言わない」ように成ったので、自覚しない人がいます。
また、日本のアニメオタクは、自分たちがアニメを見る専門家と勘違いしています。
ついでにこの勘違いには「ヤマやオチが無いアニメを見て笑ってる自分を『難解な作品を楽しめている』と思い込む」と言う悪癖が絡むようです。
(ホントはさほど難解でもないクリマイ型作品ですら難しくて理解出来ないのに自覚がない訳です。)
そうすると、レコンギスタ型を見て、自分に理解出来ない作品は不出来と思っちゃうんでしょうね。
(数字を間違えたので修正しました。)