オタクの勘違い その2

日本のアニメは海外で高く評価されている。
と良く聞きますが。

実はいくつか指摘事項があります。

まず、この話題では必ず、評価されてない作品が紛れ込むと言う話。

例えば、
「70年代、日本のアニメはアメリカに輸出された。戦後、アメリカの文化を吸収した日本のアニメは北米に受け入れられた。」

はい違います。
正確には2バターンありまして。

まずは、「マッハGoGoGo」のように、始めから無国籍に作ったアニメ。
輸出を意識してキャラクターを茶髪や金髪にしています。

次は、アメリカ人に、人件費の安い国で作られた素材とされたケースで。

アメリカでは、子供番組で放送出来る内容が日本より規制されています。
(政権交代でかなり変化するそうですが。)

つまり、規制が厳しかった70年代には、戦闘シーンがある日本のアニメはそのまま放送できない訳で。
つまり、戦後、どれほど日本人がアメリカの文化に影響されようと、「戦闘シーンがあるアニメ」は「トムとジェリー」みたいなのしか輸出できないのです。

実は日本のアニメは
「さぁ~今週も、悪のナンとかが悪巧みをはじめたぞー」
みたいな、アメリカの子供向け番組を作るための安い素材と見られまして。

シーンを切り貼り。(ナイフで人を刺したり、美形の悪役はカット。)
足りないカットはアメリカで描き足し。
誰も死なない内容に変えられます。

ガッチャマンとか、アメリカで描き足したシーンの雑さには唖然。
大爆発でも誰も死なず「入院くらいで生きてた」
とされたそうです。

つまり、日本のアニメがそのまま成功したと言うのは少なかったのです。

北米での成功作品で有名なのは結局、
マッハGoGoGo
ロボテック
となります。
ガッチャマンも人気とか言われましたが、ガッチャマンその物ではありません。